①サイト全体で回遊性が悪く、ページによっては直帰率が非常に高い傾向にあります。特にIRディレクトリ内は階層が深く、ページ数も多いため、ユーザーの行動フローが順当でないことが指摘されています。
②メールやお問い合わせのコンバージョンの動線が分かりづらいとの意見もあります。これにより、重要なコンバージョンポイントである連絡先の利用が減少する可能性があります。
③サイドナビやコンテンツが多く、またページ構成が単調なため、メリハリがなく情報の新旧や重要度などが判別しにくい状況が指摘されています。これにより、訪問者が必要な情報を見つける際に混乱が生じ、サイトの利便性が低下しています。
現状の課題を解決するために、まずはマーケティング戦略設計、ユーザー・競合・自社の徹底的なリサーチ、ホームページのコンテンツ整頓とページ数削減を実施し、ユーザー行動フローに基づくコンテンツの優先順位を改善しました。コンバージョンポイントの魅力的な訴求内容と効果的な動線を構築し、デバイスやユーザーの垣根を取り払い、UI・UXを重視したデザインに進化させることで他社との明確な差別化を図りました。
実施結果
ホームページの改善において、ユーザー行動フローの見直しと導線の最適化を実施し、結果としてユーザーは迷いなくホームページを操作できるようになりました。特に、メールやお問い合わせ先が迅速に見つかるため、利用者は気軽に行動に移すことができ、コミュニケーションがスムーズに行えるようになりました。
デザイン面では、グラデーションを巧みに用い、「先進性」「革新」のイメージをアピールしました。
このデザインアプローチにより、ホームページが他社と差別化され、訪問者に先進的で革新的な印象を与えました。
視覚的な要素がブランドの特徴を引き立て、ユーザーに独自性をアピールする役割を果たしています。
結果として、改善されたユーザーエクスペリエンスと差別化されたデザインは、ホームページの訪問者数増加やコンバージョン率の向上に寄与し、企業のオンライン上での存在価値の向上につながりました。
これにより、競争激化するオンライン環境において、他企業との差を打ち出し、強力なホームページを構築する一環となりました。
マーケティング戦略設計の1ページ
必要に応じたマーケティングフレームワークを活用し、効果の高くなるホームページ設計をおこないます。
プランナー・マーケッター:野田 真代
ディレクター・マーケッター:田中 結花
デザイナー:川端 伊吹