
「インスタの担当者が突然辞めてしまって、更新が完全にストップ…」「投稿は続けているけど、正直これが正解なのか誰も分からないまま、ただ続けているだけ…」
企業のInstagram(インスタ)運用において、こんな悲鳴にも似た悩みを抱えていませんか? 特定の誰かに依存し、属人化してしまったアカウントは、担当者の異動や退職という、会社にとってはごく当たり前の出来事一つで、これまで時間とコストをかけて積み上げてきた大切な資産をいとも簡単に失ってしまうのです。私自身、コンサルティングの現場で、引き継ぎがうまくいかず完全に放置されてしまった企業アカウントの“お墓”を、これまで何度も見てきました。本当に、これほどもったいない話はありません。
この根深い問題を根本から解決し、会社全体の「生きた資産」としてインスタを育てていくための唯一の方法。それこそが「内製化」です。しかし、ただ「今日からみんなでやろう!」と熱意だけで号令をかけるだけでは、残念ながらほぼ100%失敗します。成功への道のりを照らす唯一の光は、社員一人ひとりのスキルと意識を丁寧に底上げする、戦略的な「社内教育プラン」の存在にあるのです。
これから、SNSの基本的なリテラシー研修から、撮影・ライティングといった誰もがぶつかる実践的なスキルの壁、そして何よりも運用を「継続」させるための文化づくりまで、私が多くのクライアント企業で実際に導入し、失敗と成功を繰り返しながら磨き上げてきた教育プランの全てを、具体的にお話ししていきます。この記事を読み終える頃には、あなたの会社の内製化への道筋が、明確に見えているはずです。
目次
インスタ内製化プロジェクトという船出において、まず最初に行うべきは、乗組員全員の「目線合わせ」です。
驚くかもしれませんが、SNSに対する理解度や温度感は、同じ会社で働く仲間であっても、驚くほどバラバラなのが現実。「インスタって、若者がキラキラした写真を自慢する場所でしょ?」という認識のままでは、ビジネスという大海原へは到底漕ぎ出せません。
初期研修の目的は、専門的な運用スキルをいきなり叩き込むことではありません。まずは、企業の公式アカウントという船を動かす上で、最低限知っておくべき「航海の常識と海の怖さ」を全員で共有することです。これを怠ると、後で必ず大きな事故につながります。
具体的には、以下の内容を1時間半〜2時間程度の研修に盛り込みます。
【SNSの基本とビジネス活用の意義】
【炎上リスクとコンプライアンス】
【ブランド人格(ペルソナ)の共有】
この初期研修は、マーケティング担当者だけでなく、投稿に登場する可能性のある社員や、承認者となる管理職まで、できるだけ多くの部署を巻き込んで参加してもらうのが理想です。会社全体で「SNSは遊びではなく、重要な経営課題である」という共通認識の土台を固めること。それが、安全で一貫性のあるアカウント運用のための、最も重要で、絶対に省略してはならない第一歩なのです。
※関連記事:中小企業に適したインスタ内製化の進め方
SNSの常識という羅針盤を手に入れたら、次はいよいよ「船を漕ぐ力(投稿作成)」と「航路を確認する力(分析)」を養う実践トレーニングに移ります。ここでは、退屈な座学ではなく、実際に手を動かしながら学ぶワークショップ形式を取り入れるのが、スキル定着への最短ルートです。
ステップ1:お手本アカウントの「解剖」から始める
いきなり「さあ、投稿を作ってみよう!」と白紙の紙を渡しても、多くの人は途方に暮れてしまいます。そこで、まずはお手本となる競合や他業界の成功アカウントをいくつかスクリーンに映し出し、その投稿が「なぜ人の心を動かすのか」を全員で探偵のように分解・分析します。
この「解剖」作業を通じて、参加者は良い投稿の「設計図」を具体的にインプットできます。「なんとなく良い」を「言語化できる」に変える、非常に重要なプロセスです。
ステップ2:グループで模擬投稿を作成し、プレゼンする
次に、インプットした「設計図」を参考に、3〜4人のグループに分かれて自社の模擬投稿を作成するワークを行います。お題は「来月発売する新商品を紹介する投稿を、今日の研修で学んだことを活かして作ってください」といった、具体的なものが良いでしょう。
このワークの肝は、完成度を求めることではありません。「完璧な投稿」を目指すのではなく、「どうすればユーザーに伝わるか?」「どうすれば心を動かせるか?」という視点で、メンバーと活発に意見をぶつけ合いながら一つの投稿を作り上げるプロセスそのものが、最高のトレーニングになります。最後に各グループが作った投稿を発表し、なぜその写真を選んだのか、なぜその言葉を使ったのかをプレゼンしてもらいましょう。
ステップ3:インサイトデータの「健康診断」を学ぶ
投稿を作って満足、では三流です。一流の運用チームは、必ず投稿後の「健康診断」、つまり振り返りを行います。インスタが無料で提供している「インサイト」機能の基本的な見方をレクチャーし、どの数字が何を意味するのかを理解してもらいます。
最初は全ての数値を追う必要はありません。「特に 保存数 が多かった投稿は、ユーザーにとって本当に価値のある情報だった証拠だね」というように、特に重要な指標に絞って、自分たちの投稿がどう受け止められたかを客観的に見る癖をつけることが重要です。このデータ分析の習慣こそが、勘やセンスだけに頼らない、再現性のあるアカウント成長を実現させるのです。

Instagramは、ビジュアルで会話するプラットフォームです。身も蓋もない言い方をすれば、写真や動画のクオリティが、アカウントの第一印象、ひいては会社のブランドイメージそのものを左右すると言っても過言ではありません。
「でも、うちの会社にプロのカメラマンなんていないし…」その気持ち、よく分かります。しかし、諦めるのはまだ早い。最近のスマートフォンのカメラ性能は、一昔前のデジタルカメラを遥かに凌駕しており、いくつかの「お作法」を学ぶだけで、素人でもプロと見紛うクオリティの写真を撮ることは十分に可能です。
社内講座を成功させるための秘訣は、仰々しい研修にしないことです。
1.講師は「身近な得意な人」が一番
外部から高額な費用を払ってプロの講師を呼ぶ必要は必ずしもありません。あなたの社内に、写真が趣味の社員や、プライベートのインスタがやたらお洒落な社員はいませんか? 私が支援したある企業では、経理部の物静かな女性が、実は素晴らしい腕前のカメラ好きだと判明し、彼女が講師を務めた講座が大変な盛り上がりを見せました。こうした「身近な先生」に講師をお願いすることで、参加者もリラックスして質問しやすく、和やかな雰囲気で講座を進められます。
テーマは「スマホで撮れる!今日から使える映え写真の基本」に絞る
F値やシャッタースピードといった、難しいカメラ理論は一切不要です。明日からすぐに使えて、効果が目に見える実践的なテクニックだけに、内容を徹底的に絞り込みましょう。
2.光を制する者は写真を制す:オフィスの窓際がいかに最強の撮影スタジオであるかを体感する。
構図の三原則:凡庸な写真が激変する魔法の線、「日の丸構図」「三分割法」「対角線構図」をグリッド線を使いながら学ぶ。
背景の魔法:主役を引き立てる最大の功労者は「背景」。スマホの「ポートレートモード」で、背景を美しくぼかす方法をマスターする。
編集のキホン:撮ったままはNG。Instagramの編集機能や、無料アプリでできる「明るさ」と「彩度」の簡単調整術を学ぶ。
3.座学1割、実践9割の「撮影ウォークラリー」
会議室で話を聞くだけでは、スキルは絶対に身につきません。講座の後半は、オフィスの中や会社の周辺で「お題」に沿った写真を撮り合う「撮影ウォークラリー」を実施するのが最高におすすめです。「会社のロゴが写っているエモい写真」「一番美味しそうに見える今日のランチ」「同僚の仕事中のカッコいい横顔」といったお題を出すことで、参加者はゲーム感覚で楽しみながら、学んだテクニックを身体で覚えることができます。
最後に、撮った写真をお互いに見せ合い、講師役の社員が「この写真の光の捉え方が素晴らしい!」「こっちは三分割法を意識するともっと良くなるね」と具体的にフィードバックを行う時間も設けましょう。この小さな成功体験と、仲間からの称賛が、「私にも撮れるかも!」というかけがえのない自信に繋がるのです。
美しい写真がユーザーの足を止めさせるとしたら、その心に深く語りかけ、ファンになってもらうための最後の決め手となるのが、投稿に添えられる文章(キャプション)です。商品のスペックや特徴をただ書き写したような、無機質な文章では、ユーザーの心は1ミリも動きません。アカウントの「個性」や「温かみ」は、この文章にこそ宿るのです。
文章力を高めるためのワークも、国語の授業のように堅苦しく行う必要はありません。楽しみながら「言葉の筋トレ」をするのが継続のコツです。
【「もしもキャプション」ワークショップ】
まず、1枚の何気ない写真(例えば、オフィスの観葉植物)を全員に見せます。そして、「この写真に添えるキャプションを、3分で自由に考えてください!」と投げかけます。すると、同じ写真を見ているはずなのに、人によって全く違う物語が紡がれるから面白いのです。
【ハッシュタグ・ブレインストーミング】
特定のお題(例:「#リモートワーク」)に対して、関連するハッシュタグを制限時間内にできるだけ多く書き出す、というシンプルなゲームです。
【絵文字・顔文字使いこなし選手権】
ビジネス文書では敬遠されがちな絵文字や顔文字も、インスタの世界ではユーザーとの心の距離を縮める、極めて重要なコミュニケーションツールです。同じ「ありがとうございます」という感謝の言葉でも、
これらのワークを通じて、文章は「正しく書く」こと以上に、「誰に、どんな気持ちになってほしくて書くのか」という、相手を想う想像力が何よりも大切だという感覚を養っていきます。
※関連記事:インスタ運用を外注から内製化に切り替える手順
やりっぱなしの運用は、ただの自己満足。成長のない航海は、いつか必ず座礁します。内製化を成功させる上で、エンジンとも言えるほど重要な活動が、チームで行う定期的な振り返り(フィードバック)の場を設けることです。
理想は、週に1回、30分でも良いので、運用メンバーが必ず集まる定例ミーティングを開催することです。この場で、ただインサイトの数値を報告するだけでなく、以下の視点で建設的な対話を行います。感情的な「ダメ出し」を避け、チームを前進させるためのフレームワークが「KPT(ケプト)法」です。
1.Keep(良かったこと・続けるべきこと)
まず、ポジティブな話題から始めます。「先週の投稿で、特に保存数が高かった〇〇の投稿、素晴らしかったね!」と、成功を具体的に称賛します。
そして、「なぜ、あの投稿はうまくいったんだろう?」と成功の要因を深掘りします。「写真のシズル感が良かった」「キャプションの冒頭の一文が刺さった」「ハッシュタグの選び方が的確だった」など、具体的な理由を分析します。
良かった点は、再現性のある「勝ちパターン」として、チームのノウハウにしていきます。
2.Problem(課題・改善したいこと)
次に、「思ったより反応が伸び悩んだ投稿はどれだろう?」と、課題を特定します。
ここでの注意点は、絶対に個人を責めないこと。「誰が」ではなく「何が」問題だったのかを冷静に分析します。「ターゲット層には、この切り口は響かなかったのかもしれない」「情報量が多すぎて、分かりにくかったかな」というように、投稿そのものに焦点を当てます。
失敗は、責めるための材料ではなく、チームが次に成長するための貴重な「学び」と捉える文化が何よりも重要です。
3.Try(次に挑戦すること)
KeepとProblemの議論を踏まえて、「じゃあ、今週は何に挑戦してみようか?」と、未来に向けた具体的なアクションプランを決めます。
「〇〇の投稿が好評だったから、シリーズ化してみよう」「今度はリール動画の作成に挑戦してみない?」「ストーリーズの質問スタンプでフォロワーさんの声を聞いてみよう」など、具体的でワクワクするような挑戦目標を設定します。
私が以前支援したチームは、当初、振り返りの場が「犯人探し」のようになってしまい、雰囲気が最悪でした。しかし、このKPT法を導入し、ファシリテーターが「まずはKeepから話しましょう!」とルールを徹底したことで、驚くほど前向きで建設的な議論が生まれるようになったのです。フィードバックは、個人の責任を追及する場ではなく、チームとして賢くなるための貴重な機会である。この文化を育てることが、継続的な改善サイクルを生み出すのです。

「内製化」と聞くと、「担当者全員が、撮影も、文章作成も、分析も、全てできなければならない」と考えてしまうかもしれませんが、それは大きな誤解です。
むしろ、社員一人ひとりの隠れた「好き」や「得意」を見つけ出し、パズルのピースを組み合わせるように役割分担する方が、投稿のクオリティも、メンバーのモチベーションも格段に向上します。
イメージは、一つの雑誌を編集部で作るようなチームビルディングです。
【編集長(アカウント責任者)】
【専属カメラマン(撮影担当)】
【コピーライター(文章作成担当)】
【データアナリスト(分析担当)】
【コミュニティマネージャー(コメント・DM返信担当)】
もちろん、最初から完全に分業する必要はありません。
まずは全員で一通りの業務を経験した上で、「〇〇さんは写真のセンスが抜群だから、これからは撮影をメインでお願いできないかな?」といった形で、自然発生的に得意な役割に落ち着いていくのが理想的な流れです。
それぞれの得意分野で輝ける場所を用意することが、チームのポテンシャルを最大限に引き出すのです。
※関連記事:マーケティング視点で考えるインスタ内製化戦略
Instagramのトレンドの移り変わりは、まるで高速で流れる川のようです。
昨日まで大流行していたリールのフォーマットが、今日にはもう誰も見向きもしない、なんてことは日常茶飯事。
この激しい変化の波に乗り遅れないためには、個人の頑張りに頼るのではなく、チーム全体で学び続ける「仕組み」を意図的に作ることが不可欠です。
こうした仕組みは、特定の誰かの個人的な努力やセンスに依存する体制から脱却し、チームとして学び、進化し続けるための土台となります。
忙しい業務の中でも、意識的にインプットとアイデア出しの時間を確保する。それがマンネリを防ぎ、アカウントを常に新鮮で魅力的な状態に保つ秘訣なのです。
※関連記事:誰でも始められるインスタ内製化の基本ガイド
自分たちだけで試行錯誤を繰り返すことには、どうしても限界があります。そんな時、暗闇を照らす灯台のように、大きなヒントを与えてくれるのが、内製化に成功している他の企業の事例です。
ただし、ただ「あの会社のアカウントはすごいね」「お洒落だね」と表面を眺めているだけでは、一ミリも自社の成長には繋がりません。成功事例を自社の血肉に変えるためには、以下の3ステップで深く分析し、活用することが重要です。
1.「理想の未来」となるロールモデルを見つける
まずは、自分たちの業界や、ターゲット層が近い企業の中から、「半年後、一年後、こんなアカウントになっていたい」と思える、理想のロールモデルをいくつかピックアップします。ここで重要なのは、誰もが知る大企業だけでなく、キラリと光るセンスを持つ中小企業や、熱狂的なファンを持つ個人店のアカウントにも目を向けることです。そこにこそ、真似しやすいヒントが隠されています。
2.成功の「理由」を執念深く深掘りする
そのアカウントのどこが、なぜ人の心を惹きつけるのかを、チームで徹底的に議論し、言語化します。
どんな世界観(トーン&マナー)を、どんな写真や言葉で表現しているのか?
投稿の裏側から、どんな社員の表情や会社の温かみが透けて見えるか?
フォロワーからのコメントに対して、どんな丁寧でユニークなコミュニケーションを取っているか?
投稿のクオリティだけでなく、その裏側にある「運用思想」や「熱量」まで読み解こうとすることが、本質的な学びに繋がります。
3.「守破離」の精神で、できることから取り入れる
分析して見えてきた成功要因の中から、「これなら、今の自分たちでもすぐに真似できそうだ」というポイントを、具体的なアクションプランに落とし込みます。
守:まずは、成功事例の「型」を忠実に真似てみる。「社員紹介の投稿フォーマットを、そっくりそのまま真似してみよう」
破:慣れてきたら、その型を少しだけ自分たちらしく崩してみる。「社員紹介に、その人の『座右の銘』という項目を加えてみようか」
離:最終的には、型から離れ、完全に自分たちオリジナルの表現を生み出す。
成功事例は、思考停止でコピーするためのものではありません。そこから自社のアカウントに取り入れられる普遍的なエッセンスを抽出し、自分たちらしくアレンジして実践していく。この「守破離」の考え方こそが、事例活用における最も重要な心構えなのです。

社内教育を効果的に進め、メンバーの成長を加速させるためには、「何を」「いつまでに」「どのレベルまで」できるようになるのか、という具体的な育成目標と、その達成度を客観的に測るためのチェックリストが不可欠です。
これは、メンバーの成長を「見える化」し、日々の努力が報われている実感を持たせ、モチベーションを高く維持するための、いわば育成のロードマップです。
【育成目標の設定例(3ヶ月間のロードマップ)】
1ヶ月目:独り立ち準備期間(基本の習得)
2ヶ月目:改善サイクル実践期間(実践と改善)
3ヶ月目:チーム貢献期間(自走と貢献)
成長を実感させるチェックリストの作成
これらの目標を、さらに具体的な行動レベルに分解したチェックリストを作成し、本人と上長(または教育担当者)で共有します。
例:「1ヶ月目:独り立ち準備期間」のチェックリスト
□ 炎上事例研修に参加し、学んだことをまとめたレポートを提出した
□ 著作権に関する確認事項5つを、何も見ずに言える
□ インサイトの「リーチ」と「保存」の違いを、後輩に説明できる
□ 先輩のチェックなしで、予約投稿を1件設定し、問題なく公開された
このチェックリストを、週に一度の1on1ミーティングなどで一緒に確認し合うことで、本人の現在地と次の課題が驚くほど明確になります。
育成は、根性論や感覚で進めるのではなく、具体的な目標と客観的な指標に基づいて行うことが、着実な成長へと繋がるのです。
これまで、様々な教育プランやテクニックについてお話してきましたが、最終的に内製化が成功するかどうかを決定づけるのは、小手先のテクニックではなく、それを支える土壌、つまり「社内文化」そのものです。この文化がなければ、どんなに素晴らしいプランも絵に描いた餅で終わってしまいます。
※関連記事:社内で始めるインスタ運用の内製化ステップ
会社全体で運用する内製化を成功させるためには
インスタの内製化は、単なるマーケティング施策の枠を超えた、壮大なプロジェクトです。それは、社員一人ひとりが自社の魅力の「語り部」となり、部署の壁を越えてコミュニケーションを活性化させ、組織全体の体温を上げていく活動に他なりません。
この教育プランが、その挑戦への確かな一歩となることを、心から願っています。
執筆者
小濵 季史
株式会社カプセル 代表
デザイン歴30年以上。全国誌のデザインからキャリアをスタートし、これまでに1,000件以上の企業・サービスのブランディングを手掛けてきました。長年の経験に裏打ちされたデザイン力を強みに、感性と数字をバランスよく取り入れたマーケティング設計を得意としています。
また、自らも20年以上にわたり経営を続けてきた経験から、経営者の視点に立った実践的なマーケティング支援を行っています。成果に直結する戦略構築に定評があり、多くの企業から信頼を寄せられています。
香川県出身で、無類のうどん好き。地域への愛着と人間味あふれる視点を大切にしながら、企業の成長を支えるパートナーであり続けます。