2023.07.25

WEB広告 vs SNS運用 集客できるのはどっち?

WEB広告 vs SNS運用  集客できるのはどっち?

WEB広告 vs  SNS運用 どっちにどれだけ経営資源を投下すればいい?

 

SNS運用とWEB広告は、どちらも企業の集客に欠かせない施策ですよね。

しかし、それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解した上で集客施策を組み立てないと、
人、物、金、などの経営資源を無駄遣いしてしまいます。

WEB広告 vs SNS運用 と題してそれぞれの特徴を解説していこうと思います。
この記事では、デジタルを使って「認知」や「集客」をしたい企業の管理職の方に向けた記事です。

 

マーケティング施策としてのSNSとWEB広告

企業で運用するSNSとWEB広告は、「集客」「認知拡大」を期待して運用していると思います。

しかし、SNSやWEB広告で情報を発信する場合ユーザーニーズの違いを理解する必要があります。

①  WEB広告(ここではリスティング広告の説明をします)具体的に商品やサービスを探していて、ニーズが顕在化している、別の言い方をすると購入の検討段階にいるユーザーへ情報を届けるには、グーグルのリスティング広告が最適でしょう。

②一方SNSは、なんとなく必要は感じているけど具体的に検討しているわけではない、またそこまで早急に必要だとは感じていない、サービスや商品の存在自体を知らないニーズが潜在化しているユーザーへは、SNSが最適といえます。

①はニーズを自覚していて、購入を検討している人を集める=集客施策です。

②はニーズがまだハッキリしていなく、ただ課題を抱えている人に対して、必要性を知ってもらう=認知施策です。

まずニーズに違いがあります。

今すぐ客を捕まえるにはWEB広告!ゆっくり、じっっくり自社のファンを育てて行くにはSNS運用!が適しています。

企業であれば「今すぐ客」を大量に集めて直ぐに売上を作りたいと思うのは当然です。しかしそう思うのはあなたの会社だけでなく競合他社も同様で、あなたの会社よりも大量のお金を投下して売上を独占したいと思うはずです。

そうなると体力勝負になり、費用をより多くかけた方が勝つことになります。

対してSNSは運用を始めたら、直ぐに効果がでるものではありません。アカウントをコツコツ育てていって、少しずつファンを増やし徐々に自社のサービスや商品の魅力を知ってもらう、、時間がかかる施策と言えるでしょう。

しかし時間をかけて築いた信頼関係は固く、貴社の商品やサービスをリピートしてくれるロイヤルカスタマーとして貴社を支えてくれることでしょう。また、ロイヤルカスタマーの口コミ(UGC)も大きな広告効果を発揮してくれます。

そんな人を一人でも多く育成してのにSNSは有効です。

 

SNSとWEB広告、ROIの計算式?

広告にしろ、SNSにしろ実施前にはROI(投資利益率)を試算して始めると思います。

広告のROIの計算方法は下記の通り明確です。

◆ROI=(利益金額)÷ (投資金額)× 100(%)

利益金額=(売上金額 ー 売上原価 ー 販管費 ー マーケティング投資額)÷  投資額  × 100

要するに、投資費用に対してどれだけ利益を生み出しているかを示す指標です。

しかしROIだけではSNS運用とWEB広告どっちが効率的かは分かりにくいですよね。

そこでよく取り上げられる指標としてCPA(Cost per Action)があり、顧客獲得単価を比べるやり方です。

特に広告でコンバージョン1件あたりの費用を把握できるため、広告の効果を分析する際に有効な指標です。

◆CPA=広告費実費 ÷コンバージョン件数

ROIとCPAを使い分けるポイントは、

・ROIは広告費に対する利益・売上がわかる

・CPAは広告費に対する1件の獲得単価がわかる

となります。

しかし単純にSNS運用とWEB広告を比較すると、潜在ニーズ、顕在ニーズの違いから、運用初期で比較すると、

SNS運用はROIが悪いという評価になってしまいます。

 

即効性のあるWEB広告、資産となるSNS運用

WEB広告はしっかり設定し、キーワードを厳選すれば比較的すぐに結果に結び付きます。

しかし、広告をストップすれば獲得できるコンバージョンは無くなってしまいます。

その点SNS運用はすぐに認知が広がったり、集客につながることはありません。

時間をかけて少しずつファンを増やし、相応の年月をかけて運用を続けていかないとコンバージョンに繋がりません。

しかし、アカウントが育ってしまえばコストをかけずに認知拡大、週客ができる企業の資産として持つことができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SNS運用をスタートさせてコンバージョンがコンスタントに出てくるまでの間に、即効性のあるWEB広告を出稿しコストをかけてでも集客をする、そしてSNSから集客ができてくれば広告費を減らしていき、いずれは広告を出稿しなくても集客できる仕組みを作ることが理想型です。

まとめ

SNS運用とWEB広告は、それぞれにメリットとデメリットがあります。企業の目的や予算に合わせて、最適なツールを選択することが重要です。

SNS運用のメリットは、次のとおりです。

  • 初期費用が安い
  • 運用コストが抑えられる
  • ユーザーとのコミュニケーションを活性化できる
  • 信頼関係を築くことができる
  • ターゲットを絞った広告を配信できる
  • ユーザーの興味を引くコンテンツを投稿できる

SNS運用のデメリットは、次のとおりです。

  • 効果が出るまで時間がかかる
  • 専門的な知識やスキルが必要になる
  • 運用が難しい

WEB広告のメリットは、次のとおりです。

  • 広告を掲載するタイミングや場所を細かく設定できる
  • 広告のクリック数やコンバージョン数などの効果を測定できる
  • 広告費をかけて、短期間で多くのユーザーにリーチできる

WEB広告のデメリットは、次のとおりです。

  • 初期費用や運用コストが高い
  • ターゲットを絞った広告を配信するのが難しい
  • ユーザーの興味を引くコンテンツを投稿するのが難しい

SNS運用とWEB広告は、どちらも企業の集客に効果的なツールですが、それぞれの特徴やメリット・デメリットを考慮して、最適なツールを選択することが重要になってきます。

 

企業の目的や予算に合わせて、最適なツールを選択することで、より効果的に集客することができます。

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