・SNSを活用することでビジネスにどう影響を与えるのか
・インスタグラムお勧めの新機能
など、SNSマーケティングについて豊富なノウハウを持つカプセルが 「2022年最新版インスタトレンドとビジネスへの活用方法」を解説します。
目次
日本におけるSNSの利用者数は今まで2022年末の予測データが出ていましたが、新しくICT総研さんで2024年末の予測データが出ました。
ネット利用者は8270万人いて、ネット人口における82%の方がう既にSNSを利用しているという状態になっています。
2024年末にはさらに拡大する予定です。
そのためさらに利用者が増えると予測されます。
他のデータによると、40・50・60代の利用者の割合もかなり増えてきています。
また20・30代の利用者はより割合が増えています。
そのことから、全年齢で利用者が増えています。
今まではSNSというと、若い方向けとか20・30代の購買層向けのSNSと思われがちですが、既に日本の全年齢の方々が利用しているツールになっています。
「プライベートでの利用だけでなく、仕事や趣味などの情報収集目的として利用しています。」と回答された方が多い結果となりました。
仕事や趣味などの情報収集目的と回答した方が44%、知人同士の近況報告と回答した人が37%という最新データもあります。
これらを見ていくと、交流として知人の近況を知るために利用していただけでなく、仕事やビジネスで連絡を取りたいというやり取りの利用者も増えてきました。
今までは交流目的だったところが、検索ツールの代わりとして利用されていることが主流になってきたました。
情報を収集するために利用する方の割合が1位としてかなり多くなってきています。
10代〜60代の方についてアンケートをとったところ、上位を占める1位〜4位の数値だけで86%を占めてます。
個人のSNS利用状況にあった、仕事や趣味などの情報収集を目的としている中でも、詳細な使用感やレビュー、商品の写真、商品の概要説明、使った方のユーザーの声を求めてSNSを見ているということです。
ただ一つ気をつけなければいけないのは、詳細な使用感やレビューはホームページに行けば見れるものではないということです。
ユーザーはSNSでしか見られないものを求めています。
アンケート結果や今までのInstagramの利用方法といったところから、ユーザーが求めている情報の種類が変わってきているっていうことを、今一度理解していただきたいと思います。
これまでと同じように、ただホームページに載っている内容や写真を切り分けて投稿しているだけではユーザーに満足してもらえない時代になってきています。
ホームページは当たり前に見に行っている状態になっているので、SNSでしかお知らせできないこと、SNSだからこそ伝えられる最新情報を1位〜4位のカテゴリに絡めて発信していくことが重要です。
SNS担当者が一個人の意見として発信してもいいし、SNSの公式アカウントではあるがHPほど硬くないコンテンツをSNSの中だけで発信することが重要になってきています。
主要なSNSにおいて、1年前を比較した時にアンケートをしたところ、どの媒体でも利用時間が増えたと回答したユーザーは平均40%以上になりました。
特にインスタグラム・TikTok・YouTubeの利用時間が増えている状態です。
満足度ポイントとは、高ければ高いほど良く満足度が高いということです。
日本で反応がいいと言われている5大SNS(TikTok・YouTube・Instagram・LINE・Twitter)に関しては横並びになっています。
80ポイント超のものほど、毎日利用しているユーザーが多い傾向です。
注意が必要なのは、8270万人いるネット利用者のSNSシェア割合を表すとTikTokは減ってしまっています。
満足度が高いと言えど、利用割合には注意が必要です。
利用割合が低いSNSでは、同じ手間隙をかけていても目的のユーザーに情報が効率よく届いていない可能性があります。
そのため、選ぶSNS・媒体をしっかりと選定することが必要です。
企業として、SNSのビジネス運用をす場合は費用対効果を求められるので、
この4つのポイントを見定めて、最適なSNSを選びましょう。
利用目的・満足度・利用割合などの観点から、
満足度は高かったが、連絡ツールとしての利用がメイン。
またメルマガ的要素が強く認知拡大しにくく、 既存客の囲い込み・満足度を高めるために利用するのがおすすめ 。
投稿頻度が必要で、ビジネス利用には工数がかかる割に効果につながりにくい。
企業として名が知られていないとフォロが増えにくい傾向。
拡散性が高いので、期間限定キャンペーンとの相性は◎
日本では利用減少の一途。
富裕層や40代以上の役職者向けの商材なら広告は効果的。
LINEと同じくメルマガ的SNS。
工数をかけても効果を実感しにくい。
広告やターゲット向けのキャンペーンの相性は◎
インスタグラムの同時投稿程度で良い。
youtube等と同様で暇つぶし要素が強く、そもそも利用割合も少ない。
ビジネスにおいては購買層の利用が少なく、 10代のユーザーがメイン。
効果と投稿頻度など工数とのバランスも良く、ビジネス運用との相性の良いSNSはインスタグラムが最もおすすめです。
年齢層・利用目的・CV率などからも集客に繋がりやすいSNSです。
アンケート結果では、企業の情報を求めて利用しているというインスタグラムユーザーは90%以上いることがわかっています。
また、インスタグラム公式資料によると、投稿を見た後に行動を起こしたユーザーが80%以上。
そのほかのアンケートでは80%の人が、製品またはサービス購入の判断の参考にインスタグラムを利用している結果となっています。
さらに日本はインスタグラムの検索機能の利用が世界の5倍となっています。
自社のアカウントを検索機能からいかにユーザーに発見してもらうかが、認知拡大・集客においてとても重要なポイントとなります。
出稿に多額の費用がかかる広告や、待ちの姿勢になりがちな検索流入に頼らず、自社の魅力を十分に知ったより角度が高いユーザーをHPへと導くことができます。
いいね数・フォロワー数に気にしがちですが、今追うべき数値は
インプレッションとエンゲージメント率を高めることが成功への鍵!
ユーザーの反応値=エンゲージメント率
の上昇と維持を目標数値にして運用していくことがおすすめです。
この数値に関してはインスタグラム公式からも発表されています。
現在、1投稿あたりのフォロワー増加40人未満、かつ現状フォロワー1000人以下、または地域やターゲットを限定したローカルサービス、ローカルアカウントの場合、ミドルアカウントとなります。
現在、1投稿あたりのフォロワー増加40人以上、かつ現状フォロワー1000人以上、
または広告運用を併用している場合、ビッグアカウントとなります。
エンゲージメント率を数ヶ月維持することで、弊社の事例から
エンゲージメント率に重きをおいてビジネス運用し成功すると、広告・HP以外の集客チャネルを持つことが可能になります。
ただし、SNSからHPでの集客効果にはHP側のクロージング力も大きく影響します。
HPのアクセス解析も合わせて行い、SNSから流入したユーザーがHP内でどのような囲碁機をしているかも分析し、HPも改善していく必要があります。
HP側で、SNSからHPへの流入したユーザー・検索からの流入したユーザーを維持したい目安になります。
基準値に達していない場合はHPの情報設計の見直しが必要になります。
ユーザーニーズの変容に合わせて企業の目指すべき理想のSNS運用方法も以前と変わってきています。
効果につなげるためには、マーケティング・戦略立案・運用結果の分析を伴う=高度なSNS運用が今は求められています。
最新のSNSマーケティング=SNSで売れる、SNSで集客する仕組みづくりが重要。
今、何かモヤっとしているのなら、自社の良くない印象をSNSユーザーにばら撒き続けているのと同じです。
そのままにせず、急いでこの機会に運用を再構築する事がおすすめ!
評価を上げて、集客に最大限活かすためには、インスタグラムの新機能を積極的に使いこなしましょう。
新機能を積極的に利用することがおすすめ。
赤字の機能については、赤字の中から毎月一つ投稿としてあげることを推奨しています。
これはインスタグラム側が推している機能となっています。
多くの種類の投稿や多くの機能を使っているアカウント程、アカウント・投稿の評価が上がりやすく、検索上位や発見タブに掲載されやすい傾向にあります。
現在では投稿の種類ごとで解析シグナルを設定、複雑化していますが、大きくまとめると下記の3つの評価を上昇させる事がビジネス運用では大切です。
最新度を上げるには、投稿ペースの一定化が求められます。
最低週2回は必ず投稿をあげ、投稿間隔が一定期間以上あかないように、継続して運用し続ける事がおすすめです。
止まったまま、良くない投稿のままでは企業の評価は下がるばかり。
充実度を上げるには、投稿種類のバリエーションが重要です。
フィード・リール・ストーリーズ・まとめ投稿、ピン留め・Instagram Video・ハイライトなど、多くの機能を利用しているアカウントが評価が上がりやすい傾向にあります。
特にピン留め機能の活用が充実度向上を後押し。
ユーザー反応の良かった投稿と自社が推したい投稿が違う事はよくあります。
ピン留め機能で人気の投稿と自社の推し投稿を共存させて訴求する事ができるので、ビジネス運用においてはファン育成とCV訴求ができる、かなり使える機能です。
親密度を上げるには、ユーザーとの交流が大切。
コメント返信や投票機能を活用しましょう。
特にリールやストーリーズなどで使えるスタンプ機能はユーザーとの交流が容易にでき市場調査も行える企業に役立つツールです。
ストーリーズではリンク貼付機能も全アカウントで解禁済。
今まではクリエイタースタジオ等の利用が必須でしたが、現在ではブラウザから投稿できる機能がついに提供開始されました。
ユーザーが最もアクティブな時間帯が営業時間外…という事がよくあります。
「クリエイタースタジオ」・「Meta Business Suite」を使うとフィード・ストーリーズも簡単に予約投稿 できます。
インサイトを見てユーザーがアクティブな曜日と時間を狙って投稿してください。
まずは認知拡大を大きく担う、ここから改善。
フォロー外リーチ40%が理想値です。
早速今日から実行してみてください。
今、効果を感じられていないなら、改善する手立ては他にもたくさん有ります!
SNSでの集客・効果を諦めるにはまだ早いです。
ぜひ早急な見直しと改善策を実施しましょう!!
弊社で行ったSNSマーケティングの成功事例を紹介します。
インスタグラムアカウントの立ち上げから運用まで並走し、BtoBtoCの認知拡大の成果を作りだしています。ホームページへの流入が多いのも成果ですが、自然検索での流入に比べ、直帰率・滞在時間・ページ閲覧数・コンバージョン率において高い数字を維持しつづけています。
https://www.instagram.com/sangetsu_official/
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すでに運用されていたインスタグラムアカウントのテコ入れを行い、運用を支援。支援後、ホームページへの流入が158%、滞在時間が195%となり、より確度の高いユーザーをホームページに流入することで、ビジネスに直結するSNSマーケティングを実現。インスタグラムのローカライズがポイントに。
https://www.instagram.com/livingsala/
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開始から4ヶ月で、SNS→HPのセッション数・新規流入ユーザー数で、約1.5倍増加達成いたしました。「インスタグラムを見て来店した」というユーザーが、約3倍増加。検索流入よりも興味関心の高いユーザーともつながれ、集客にも認知拡大にも活かせるアカウントに成長。
また、投稿から不動産物件が成約するなど利益につながるアカウントに成長。
https://www.instagram.com/fullhouse_officialig/
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SNSマーケティングはSNSを使って認知拡大をすることが目的になりますが、あくまでもデジタルマーケティングの1つのパーツとなります。多くのSNSマーケティングを実施した経験から言えることは「SNSマーケティングだけでは限界がある」ということです。ユーザーはSNS等で商品やサービスを認知した後、口コミサイトやホームページなどで情報を収集します。そして類似商品と比較検討をしながら最終的に購買決定をします。ユーザーがどのような心境でどのような行動を行うか仮説を立てて(これをカスタマージャーニーマップといいます)、最終的なゴールへ導く必要があります。
なので、SNSマーケティングを行う際は他のデジタルマーケティングとの全体設計を行う必要があります。また、SNSマーケティングを含むデジタルマーケティングはすぐに効果がで出づらいので年間計画をたててある程度長い視点で行うことが成功のポイントとなります。
▲様々なデジタルマーケティング施策と設計することで効果が高くなる
弊社が開催しているセミナーの動画や独自に作成したSNSマーケティングに関する資料です。ご要望の場合はリンク先のフォームからお問い合わせください。普段からSNSマーケティングに関わるコンサルタントのセミナーや資料なのでお役にたてると思います。
こちらから最新のお役立ち資料・最新のセミナー動画、各サービスメニューの詳しい資料・料金表をダウンロードいただけます。
株式会社カプセルは住宅業界に特化したデジタルマーケティングを行っています。中でもインスタグラムを活用したSNSマーケティングは早くから取り組んだ実績と経験値があります。また、不定期ですが、SNSマーケティングに関するセミナーを開催しておりますので、お困りのご担当者様はぜひご参加ください。
リフォーム産業新聞に弊社のSNSマーケティングの取り組みが紹介されております。